挙式スタイルは、何に誓いを立てるのかで分かれます。
一般的に多い2つのスタイルを例に挙げます。
教会式
教会で、ウェディングドレスをまとった新婦がバージーンロードを通って新郎のもとへ行き、誓いを立てる一番人気のスタイルです。
場所 | チャペル
・教会 |
衣装 | ウェディングドレス ・肌の露出を抑えて、ベールやグローブを身に着ける ・新郎はタキシード |
呼ぶ人 | 参列者は親族や友人など ・40名~70名ほど |
予算 | 10~50前円程度 ※プランにもよる |
※あくまでも目安であり、決まり事ではない。
教会式の流れ
新婦入場
新婦の父親が、新婦をエスコートしてバージンロードを歩き、新郎へ導いていきます。
讃美歌斉唱
列席者全員で讃美歌を斉唱します。斉唱が終わったら牧師が聖書を読み上げ、神に祈りを捧げます。
誓いの言葉、キス
牧師が二人に結婚の意思を確認し、誓いの言葉を述べます。この時、指輪を交換し、誓いのキスをします。
結婚の宣言
夫婦になったことを牧師が宣言します。新郎新婦、証人か牧師が結婚証明書に署名します。
新郎と退場
列席者全員で讃美歌を斉唱する中を、新郎新婦は腕を組んでバージンロードを退場します。
退場した後、教会の前で新婦が投げるブーケを受け取ると幸せになれるという「ブーケトス」があったり、ライスシャワーがあったりします。
神前式
日本の伝統の厳かな挙式。神殿で三三九度、玉串奉奠、雅楽が流れる中で誓いを立てるスタイルです。
場所 | 神殿 ・神社 ・結婚式場 ・ホテル |
衣装 | 白無垢 ・角隠しまたは綿帽子を着用。 ・新郎は、黒紋付き袴 |
呼ぶ人 | 参列者は基本的には親族のみ 10名~40名ほど |
予算 | 10~40前円程度 ※プランにもよる |
※あくまでも目安であり、決まり事ではない。
神前式の流れ
入場
新郎新婦、仲人、親、親族の順に入場し、斎主が修祓の儀(しゅうばつのぎ)(出席者の身を清める)を終えたら、祝詞奏上(のりとそうじょう)(二人の結婚を神前に報告)します。
三献の儀(さんこんのぎ)
小・中・大の盃で三献の儀(御神酒(おみき)を三口に分けていただく三三九度の盃を交わす)を行い、誓詞奏上(せいしそうじょう)(誓いの分を読み上げる)をします。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)
新郎新婦が神前に玉串を捧げます。続いて仲人夫妻、両家の代表者(または親族一同)が神前に玉串を捧げます。
指輪の交換
新郎から新婦、新婦から新郎へ指輪の交換をします。
ここは、西洋文化が混じった場所ですね。
親族杯の儀と退場
両家の親族全員が順番に三口で御神酒をいただきます。斎主の結婚祝いの挨拶の後、斎主、新郎新婦、仲人、親、親族の順に退場します。
タイプは違えど、神に誓いをたてて挙式をするのは同じですが、衣装は異なるので、親の希望も確認しておくとよいでしょう。
ですが、あくまでも結婚するのは「当人たち」ですから、よく相談して決めましょう。
次は、「 結婚式場さがし 」です。